あらすじ
故郷イタカからいまだ遠く離れ、そこから旅立つことのできない場所に足止めされている、オデュッセイアの偉大な英雄オデュッセウス。彼に残されているのは、記憶と物語だけです。吟遊詩人に助けられ、旅人たちの合唱に促されながら、オデュッセウスは自らの驚くべき旅の数々を語ります。そして、カリュプソ、キュクロプス、セイレーン、キルケー、スキュラ、カリュブディスが彼の記憶の中に形を取り、舞台上で命を吹き込まれていきます。そこでは、ホメロスの言葉、音楽、そしてダンスが絶え間なく、魅惑的に絡み合います。ユリシーズ、最後のオデュッセイアは、冒険への情熱と記憶の痛みをめぐる、心を揺さぶる旅です。
