リサイタル・アヴデーエワ

チケットを購入する
PreviousJUL 2026

 

ピアニストのユリアンナ・アヴデーエワは、その卓越した演奏スタイルと激しい気質で世界中の聴衆を魅了しています。2010年にワルシャワでショパンコンクールで優勝して国際的な注目を集め、それ以来、国際コンサートホールの常連となっています。

 

2023/24シーズンのハイライトには、ジョアナ・マルヴィッツ指揮ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団、トゥガン・ソヒエフ指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、シカゴ交響楽団、ピッツバーグ交響楽団、ボルティモア交響楽団、ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団との共演、そして18世紀オーケストラとの日本ツアーが含まれます。また、ロバート・トレヴィーニョ指揮RAI国立交響楽団との共演にも復帰しました。

 

彼女は、ベルリン放送交響楽団、フランクフルト放送交響楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、バーミンガム市交響楽団、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団、ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団、モントリオール交響楽団などの主要なオーケストラと共演し、マンフレート・ホーネック、マーク・エルダー、グスターボ・ドゥダメル、マリン・オルソップ、サントゥ=マティアス・ルーヴァリ、ユライ・ヴァルチュハ、ウラディミール・ユロフスキなどの指揮者と共演しています。

 

室内楽奏者としては、ウィグモア・ホール、チューリッヒ・トーンハレ、バーデン=バーデン祝祭劇場などの有名なコンサートホールで、ユリア・フィッシャーやギドン・クレーメルと共演しています。

 

ワルシャワのショパン音楽祭やラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭に定期的に出演するほか、ザルツブルク音楽祭、ルールピアノ音楽祭、ラインガウ音楽祭、ブレーメン音楽祭、エルサレム室内楽音楽祭、ゴーリッシュ国際ショスタコーヴィチ音楽祭にも出演しています。

 

彼女の芸術活動は、3枚のソロアルバム、18世紀オーケストラとのショパンのピアノ協奏曲、ギドン・クレーメルとの室内楽、ドイツ・グラモフォンから発売された特別版「グレート・ショパン・ピアニスト」のソロCDなど、数多くの録音に記録されています。

 

ユリアンナ・アヴデーエワはモスクワのグネーシン音楽院で訓練を開始し、その後ウラジミール・トロップとコンスタンチン・シェルバコフに師事し、コモ湖国際ピアノアカデミーに通いました。

プログラムとキャスト

ユリアンナ・アヴデーエワ - ピアノ

 

プログラム
ドミートリイ・ショスタコーヴィチ
24の前奏曲とフーガ 作品87(抜粋)

 

フレデリック・ショパン
24の前奏曲 作品28

モーツァルトの家

モーツァルトのための劇場、旧ザルツブルク祝祭小劇場はオーストリアのザルツブルクにある劇場。2006年モーツァルト生誕250年を記念して「モーツァルトのための劇場」と改称された。なお日本では モーツァルトの家 とも呼ばれる。1960年に完成した隣接する祝祭大劇場とともに、ザルツブルク音楽祭の主会場である。

 

1924年ザルツブルクの建築家エドワルト・ヒュッターにより、ザルツブルク宮廷の旧厩舎が改築され、最初の 祝祭劇場を使用したフーゴ・フォン・ホーフマンスタールの神秘劇が、マックス・ラインハルトの演出で開催された。翌1925年には、すでにクレメンス・ホルツマイスターによる改修が行われ、現在まで続く祝祭劇場の重要な利用目的、つまりドーム広場で開催される「イェーダーマン」が雨天の場合の上演場所が確保された。同年、祝祭劇場でブルーノ・ワルター、カール・ムック、フランツ・シャルクの指揮による3回のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の公演が行われた。祝祭劇場でのはじめてのオペラ公演は、1927年ベートーヴェンの没後100周年にちなみ、フランツ・シャルク指揮、ウィーン国立歌劇場の出演で「フィデリオ」が上演された。1936年の改修記念として、再び「フィデリオ」がトスカニーニの指揮で上演された。ちなみに両方の公演ともロッテ・レーマンがタイトル・ロール(レオノーレ)を歌った。1939年の改修記念として、カール・ベームの指揮によるリヒャルト・シュトラウスの「ばらの騎士」が上演された。

1960年祝祭大劇場の完成とともに、これまでの祝祭劇場は「祝祭小劇場」と改称され、モーツァルトの「コジ・ファン・トゥッテ」やリヒャルト・シュトラウスの「ナクソス島のアリアドネ」などの比較的小規模のオペラの舞台となった。1963年の改修記念として、ロリン・マゼールの指揮によるモーツァルトの「フィガロの結婚」が上演された。この時点でのホールの規模は1,324の座席と60の立ち見席である。

2006年ルクセンブルクの建築家フランソワ・ヴァレンティニにより最も新しい改修が行われ、これまで長年の課題であった、フェルゼンライトシューレと祝祭小劇場の同時使用が可能になった。(従来までは同じロビーを利用していた。)改修記念公演としてニコラウス・アーノンクールの指揮による「フィガロの結婚」が上演された。またモーツァルト生誕250年を記念して、「祝祭小劇場」は「モーツァルトのための劇場」(と改称された。客席は拡張され、現在の座席数は1,495席、立ち見席85である。

なお日本では『モーツァルトの家」とも呼称されるが、「モーツァルトの生家」あるいは「モーツァルトの住居」と紛らわしいため、より的確な名称が望まれる。NHKでは『モーツァルト劇場』と呼んでいる。

類似したイベント